ESDエコマネーチーム2009活動報告(Report Team 2009)

プロジェクトチーム

坂家弘樹(リーダー)、近藤大祐、金田望、清水裕太、鈴木英矢、守田祥平、和木赴人

事業目的

・学内外や地域での環境活動などに対してEXPO エコマネーを発行することで、様々な活動の活性化を促進する。
・今年10 月に地元・名古屋市で開催される生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)を見据え他大学、他団体の方々と連携を取り、様々な環境活動を進めていく上でのネットワークを作る。
・エコマネーを通じて、中部大学の特性を生かす形で環境配慮活動を推進する。

計画時

1.構内事業者

・購入の際にレジ袋を断る 。
・マイ箸、マイカップを使う 。

2.学内の活動

・公共交通機関、自転車、徒歩を使って通学する。
・廃棄物の量を減らして減らした分だけエコポイントに還元する。
・環境の授業の受講者にエコポイントを付与する。

3.学外との活動

・清掃活動(協同実施)など、他大学のキャンパスマネー企画を中心に、エコ活動に参加する。
・勉強会(環境経営、環境教育、環境コミュニケーション、地域づくり等)を実施・参加する。
・キャンパスマネー交流会(他大学との交流や勉強会、地産池消などの食材を使った食事会などのイベント)を企画・実施する。

4.情報公開

・取り組み内容をまとめ、インターネットを通じて広く社会に公開する。
・ポイントの発行数は今後検討する。

事業により期待される効果

・エコマネーを活用しながら学内外における環境配慮型活動を推進することで環境配慮型人材の育成を図る。
・学内のさまざまなグループや他大学(実践校)との交流等を通じて、継続的な環境活動の方法等について学習し、成果を公開しながら地域に展開することで地域拡大、人的交流の促進に貢献する。

当初の計画と達成度


  計画 実施内容 達成度
構内事業者 商品購入の際にレジ袋を断る。 個人レベルで実施。下宿の学生を中心にスーパーなどで実施するに留まりました
構内事業者 マイ箸、マイカップを使う。 学祭で実施しましたが、事前の宣伝活動などができず、お客さんの興味・関心も薄かったのであまりポイントを発行することはできませんでした。30P 以上付与を目標としていたが、10 ポイントほどに留まりました。
学内の活動 公共交通機関、自転車、徒歩を使って通学する。 地下鉄でエコポイントを数ポイント入手、名チャリ活動に参加し、2300 ポイント集めました。また、地元の学生は自転車で通学し、団体での移動の際も積極的に公共交通機関を利用しました。
学内の活動 廃棄物の量を減らして減らした分だけエコポイントに還元する。 計画がうまくいかず断念。来年度実施するならば、大学の職員と綿密な打合せ等が必要です。 ×
学内の活動 環境の授業の受講者にエコポイントを付与する。 計画がうまくいかず実行に移すことが出来ませんでした。 ×
学外との活動 清掃活動(協同実施)など、他大学のキャンパスマネー企画を中心に、エコ活動に参加する。 金城学院大学、愛知県立大学、名古屋学院大学のエコ活動に参加しました。他大学の取り組みを視察でき、良い刺激を受けました。
学外との活動 勉強会(環境経営、環境教育、環境コミュニケーション、地域づくり等)を実施・参加する 。 地産地消のイベントにおいて講演会を開催しました。また、森の健康診断、中部ESD 拠点フォーラムに参加しました。積極的に参加して知識を深めることが出来、地域づくりにも貢献できました
学外との活動 キャンパスマネー交流会(他大学との交流や表彰、また、地産池消などの食材を使った食事会などのイベント)を企画・実施する 地産地消をテーマにキャンパスマネー交流会を実施しました。全ての料理を地産地消で揃えることはできませんでしたが、他団体の方々と交流が深められ、充実した交流会を実施できました。
情報公開 取り組み内容をまとめ、インターネットを通じて広く社会に公開する。 報告書を配布し、報告書をESDセンターのHP 開設に併せて公開します。報告書が完成次第HP で公開。

地産池消の取り組み

食の安全性、環境に対する影響等から注目されている地産地消を取り上げました。
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12 月12 日に中部大学鶴舞キャンパスで「21 世紀の食を考えるー地産地消ユース・フォーラム2009」を開催しました。このフォーラムは以下の3 部構成としました。

第1部「地産地消講演会」

三河湾流域で環境活動を展開している環境アドバイザーの大矢美紀氏による講演で、地産地消の基本的な考え方や実際の取り組みについて学習することが出来ました。

第2 部「キャンパスマネー発表会」

愛知県内でキャンパスマネー活動をしている大学による活動と、意見交換通じた連携推進を目的とし、中部大学(大学祭でのマイ箸、森の診断士)、金城学院大学(大学祭における環境クイズによる環境教育推進とマイ箸)の発表を行いました。

第3 部「地産地消交流会」

地元の食材を集めて調理し、それを参加者全員で楽しみながら地産地消について学ぶことを目的としました。
準備段階で、地元の食材を活かしたメニューづくりを行い、食材を調達する際には、可能な限り地産地消について生産者との対話を行いました。魚を入手するために訪れた豊浜漁港では漁業組合の組合長にお話を聞くことが出来ました。
前日に第2 部の参加校と協力して調理を行い、フォーラムの参加者がどの地元食材がどの料理に
使われているのかわかるように表示すると共に当日解説を行いました。
これらの活動を通じて地産地消についての知識を深めることが出来ました。

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ESD活動報告


2009年 12月5日

三重大学で開催された第三回中部ESD 拠点フォーラムに出席しました。
第一部では、地域再生や自然再生における連携と協働についての取り組みを学習することができました。また、第二部の対話の集い「若者と語る持続可能な未来」では、私たちのキャンパスマネーの取り組みを発表するともに、来賓や一般来聴の方々との持続可能な未来について議論を通じてESD に関しての知識を深めることができました。

2010年2月

EXPO エコマネーセンター主催の発表会(中部大学)で、1月末に提出した報告書の中身を発表しました。 

2010年5月13日

中部大学国際ESDセンター主催の「ESD研究・活動発表会」(中部大学)で、2009年の活動内容と成果について報告しました。

写真

交流会前日準備

地産地消交流会前日準備の様子です。

事前準備の流れはこのようになっています。
・CBCラジオで広報
CBCラジオにお声かけをいただき、地産地消ユースフォーラムの広報をさせていただきました。
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・食材を調達する班
豊浜漁港に車で向かう(数種類の魚を購入)。
知多のスーパーで野菜を購入(このスーパーは地元で作られた野菜を多く揃えています)。
ウィル愛知に向かう。
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・現地で雑貨を買う班
春日井、名古屋で必要な雑貨を揃える。
食材を調達する班が買えなかった食材は、こちらで購入。
ウィル愛知に向かう。

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ウィル愛知で18時から3時間調理を行いました。
作業は順調に進み、予定通り完了しました。
写真からも皆の達成感、充実感がひしひしと感じられると思います。
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2009年度活動報告書

2010年に中部大学国際ESDセンターで開催された第1回ESD研究・活動発表会における発表で用いた資料です。
表紙と目次
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団体紹介、キャンパスマネーの仕組み
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事業目的/計画/実施内容
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事業成果
事業1.大学内の活動 事業2 森の健康診断
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事業3 地産地消ユースフォーラム
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エコマネーを活用した感想・要望・提案
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ESD研究・教育発表会2010
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  • 最終更新:2011-04-25 00:25:32

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